テレビCMや店頭のPOPなどですっかりおなじみのPayPay(ペイペイ)。
この記事は、
- PayPay(ペイペイ)アプリをまだダウンロードしていない
- PayPay(ペイペイ)の使い方がよくわからない
- PayPay(ペイペイ)のお得な使い方を知りたい
という方におすすめです。
今さら誰にも聞けない、と悩んでいたあなた。この記事を読んで、家族や友だちにPayPay(ペイペイ)の便利な使い方を教えてあげましょう!

面白い使い方、便利な使い方がたくさんあるから、ぜひ最後まで楽しんでくださいね♪
この記事の構成は
- PayPay(ペイペイ)について
- サービス内容の紹介
- 具体的な使い方の説明
という流れになっています。
PayPay(ペイペイ)とは?
PayPay(ペイペイ)とは、スマホの画面を店頭で提示するだけで、簡単に買い物の支払いができる「キャッシュレス決済」の1つです。
※キャッシュレス決済とは、現金を使わずスマホのアプリやバーコード、ICチップなどを利用して支払いをおこなう決済方法のこと。
PayPay(ペイペイ)のほかにも、楽天ペイ、メルペイ、LINE Pay、クオカードペイ、ゆうちょペイなど、たくさん種類があります。

PayPay(ペイペイ)でできること
PayPay(ペイペイ)は、単に店頭での支払いだけではなく、
- 家族や友だちなどに残高を送る・受け取る
- わりかんの支払いをする
- 自宅で請求書を読み込んで支払う
- ネットサービスの支払いをする
- チャージした残高を銀行口座に出金する
といった様々なことができる、とても便利なサービスです。
残高を送る・受け取る
PayPay(ペイペイ)ユーザー同士なら、スマホ1つで手軽に残高のやり取りができます。
例えば、
- 子どもにお小遣いを送る
- 遠くの親せきにお祝いを送る
- 最終電車を逃した彼女にタクシー代を送る
など、近くに居なくても、夜遅くても、簡単にお金のやり取りができます。

夜遅くなると、ATMからの出金には手数料がかかるけど、PayPay(ペイペイ)だったら手数料も時間も気にせず送金できて便利ですね♪
わりかんの支払いをする
参加者全員が、PayPay(ペイペイ)ユーザーである必要がありますが、飲み会の支払いをPayPay(ペイペイ)でわりかんして支払うことができます。
- 細かいお釣りが足りなくて、結局幹事が不足分をかぶる
- 後で払うといってなかなか払って貰えない
こんな経験、したことありませんか?
PayPay(ペイペイ)でのわりかんなら、1円単位まできっちり集められるので、幹事の負担は大幅に軽減されます。
銀行口座からすぐにチャージできるので、「手持ちが少ないから後で・・・」と逃げられることもありません。
また参加者は、事前にコンビニでいらない買い物をして万札を崩しておく、なんてことをしなくて済むので、時間とお金の節約にも繋がります。

お金のやり取りは、何かとストレスの種になりがちだから、これは嬉しいですね♪
自宅で請求書の支払いをする
この請求書払いは、
- うっかり支払期限を過ぎてしまうことがある
- 支払期限当日の夜中に気づく
- 現金を下ろすのを忘れがち
- 現金をあまり下ろしたくない
という方に、特におすすめの支払方法です。
また、少ないながらもポイント還元があるので、普通に現金で支払うよりちょっとお得です。
請求書払いの対応先
まだ対応先は少ないですが、徐々に拡大しています。
現在の対応先は、
- 電力会社(東電・関電・中電・九電・沖電)
- ガス会社(北海道・京葉・東京・大阪・広島)
- 水道局(さいたま市・東京都・北九州市)
- 地方公共団体の各種公共料金(健康保険・税金など)
と、特定の一般企業です。
地方公共団体の各種公共料金と、対象の一般企業は数が多いので、随時公式ホームページからご確認ください。

対象外の請求書はエラーになるから、とりあえず読み込ませてみればわかるよ・・・(体験談)
ネットサービスの支払いをする
PayPay(ペイペイ)は、ソフトバンクグループ株式会社、ソフトバンク株式会社、ヤフー株式会社の3社が共同出資したPayPay株式会社が運営しています。
ソフトバンクやヤフーがバックにいるので、ネットサービスにも力を入れていて、
- Yahoo!ショッピング
- PayPayモール
- PayPayフリマ
- ヤフオク
- LOHACO
- Yahoo!占い
- Yahoo!ゲーム
- Yahoo!ニュース
- e-book Japan
- GYAO!ストア
- Yahoo!トラベル
といったサービスの支払いに、PayPay(ペイペイ)を利用することができます。

上記のサイトでは、PayPayで支払うとポイントアップなどのお得なキャンペーンを頻繁に開催しています♪
上記の対象サービスには、
- ショッピング
- フリマ・オークション
- ゲーム
- 占い
- 書籍購入
- 動画視聴・購入
- 旅行予約
と様々なサービスが含まれています。
対象サービスが多いということは、「ポイント還元を受けるチャンスが多い=節約につながる」ということです。
チャージした残高を銀行口座に戻す(出金する)
こういった、先にチャージして使用する決済手段を使うとき、
「端数が残って、結局損をするんじゃないか」
という心配が頭をよぎりませんか?

いつもそれが気になって、結局使いこなせないタイプ・・・。
その点でもPayPay(ペイペイ)なら安心。いくつか必要な手続きはありますが、自分の銀行口座に残高を戻す(出金する)機能があります。
100円単位で出金できるので、残高を無駄にすることもありません。
キャッシュレス決済兼家計管理アプリとして、
登録口座:貯蓄用口座
チャージ:給料日に口座から出金した現金をセブン銀行ATMでチャージ
給料日前:余った残高を貯蓄用口座に出金(手数料は0~100円)
という使い方をすると、PayPay(ペイペイ)の利用履歴がそのまま家計簿代わりになります。
- 貯金が出来ない・始めたい
- お金の管理が苦手・管理していない
- 家計簿(アプリ含む)が続かない
という方、この春からPayPay(ペイペイ)で貯蓄生活を始めてみませんか?
PayPay(ペイペイ)をはじめよう
PayPay(ペイペイ)の事をたくさん知って、
「はじめてみようかな?」
と思ったあなた。
ここから、PayPay(ペイペイ)のはじめ方をゆっくり解説していきます。

パソコンやタブレットがあったら、この画面を表示して見ながら操作してみましょう♪
PayPayアプリの初期設定
スマホにPayPayのアプリをダウンロードしよう
まずはスマホにアプリをダウンロードします。以下のリンクからダウンロードしてみてください。
iPhoneの方はこちら(App Storeが開きます)
Androidの方はこちら(Google Playが開きます)
PayPayアプリにアカウント登録をしよう
アプリを起動したら、自分のアカウントを登録しましょう。

支払い方法を設定しよう
支払い方法には
- 銀行口座の登録
- クレジットカードの登録
の2種類ありますが、「銀行口座の登録」をおすすめします。
その理由は、
- キャンペーンの特典が受けられない
- セキュリティが心配
という2点があるからです。
PayPay(ペイペイ)に限らず、キャッシュレス決済を使うのは、ポイント還元を受けたいからなので、その恩恵が受けられないクレジットカードは登録しません。
また、登録した銀行口座にいつも現金を入れておかないといけないんじゃないか、と心配かも知れませんが、大丈夫です。
セブンイレブンにあるセブン銀行ATMからいつでもチャージ可能なので、必要な時だけチャージすれば普段は残高0でもOK。
銀行口座の登録方法
●PayPay(ペイペイ)アプリの「銀行口座登録」というボタンをタップします。

●銀行を選択する画面が出たら、登録したい銀行を探します。

●ジャパンネット銀行に新規で口座を開くと、現金500円が貰えるキャンペーン中です。
新規口座開設して登録するのもアリですね。

●ジャパンネット銀行を選択すると、下のような登録画面が表示されます。

●どの銀行を選んでも、画面の通りに進んでいけば迷うことはありませんので、
- 銀行口座の情報がわかるもの(通帳かキャッシュカード)
だけ手元に準備しておきましょう。
PayPayの使い方
店頭で使う
PayPay(ペイペイ)をお店で利用する場合、お店によって支払いの方法が違います。

ここが最初、ドキドキするポイントなんですよね・・・
バーコードを提示する
1つ目の方法は、そんなに難しくありません。
●PayPay(ペイペイ)を起動し、表示されるバーコードをレジの人が読み取れるように差し出します(画像はセキュリティ上モザイク処理しています)。

●枠で囲んだ部分のバーコードを読み取って貰います。

●正しく決済されると「PayPay♪」と音が鳴り、決済完了の画面に変わります。
お店のQRコードを自分で読み取る
2つ目が、慣れるまでちょっと緊張する方法です。
レジ周辺にPayPay(ペイペイ)のQRコードが書いたシールが貼ってあり、そのQRコードを読み取る方法です。
小規模店舗や個人商店は、こちらのタイプが多いです。

このタイプは導入コストが掛からないので、小さいお店が導入しやすいんですね♪
●PayPay(ペイペイ)を起動し、「スキャン」をタップします。

●カメラのような画面になったら、店頭にあるQRコードを読み込みます。

●読み込めたら金額入力の画面に変わるので、レジの金額を確認し自分で金額を入力します。
●そして必ず金額を店員さんに見せてから「支払う」をタップします。
●正しく決済されると「PayPay♪」と音が鳴り、決済完了の画面に変わります。
残高を送る・受け取る
次に、残高の受け渡し方法についてまとめます。
残高を送る
●PayPay(ペイペイ)を起動し「送る」をタップします。

●「あて先を選択してください」という画面になったら、相手の携帯番号、PayPayIDなどから検索します。

●相手が見つかったら「送る金額を入力してください」という画面になるので、送りたい金額を入力して「次へ」をタップします。

●「内容を確認してください」という画面になるので、
- 送る相手
- 金額
をしっかりと確認してください。

この画面で相手にメッセージを追加したり、受け取るためのパスコード(パスワードと同じ役割)を設定することもできます。

●「○○円(指定した金額)を送る」をタップすると、相手に残高を送ることができます。もし残高が不足している場合、このタイミングでチャージすることも可能です。

上記の方法以外にも
- 相手のQRコードを読み取って送る
- SNSなどに「受け取りリンク(URL)」を送る
といった送り方があります。
詳しくはPayPay公式ホームページ(PayPay残高を送る>>受け取る)をご確認ください。
受け取る
誰かが自分のPayPay(ペイペイ)アプリに残高を送ってくれると、ホーム画面に「受け取り待ちリスト」という通知が表示されます。
「受け取り待ちリスト」の内容を確認し「受け取る」をタップするだけで完了です。
パスコードが設定されている場合、このタイミングでパスコードの入力を求められますので、事前に相手から教えて貰っておく必要があります。
わりかんの支払いをする
わりかんの流れは、
- わりかんを作成
- メンバーを追加
- 各メンバーに通知
- 各メンバーがPayPay(ペイペイ)から支払い
となっていますので、まず幹事がわりかんを作成するところからはじまります。
●幹事がPayPay(ペイペイ)アプリで「わりかん」をタップします。

●「わりかん」画面で「わりかんを作成する」をタップします。

●わりかんのタイトルを入力し、「次へ」をタップします。

●一人あたりの基本額を入力し、「わりかんを作成する」をタップします。ここで入力した金額は、あとで個別に微調整が可能です。

●「参加者を追加」画面の中央あたりに表示される「メンバーを追加する」をタップします。

●追加したいメンバーの「携帯番号」「PayPay ID」などで検索するか、メンバーにQRコードを表示してもらい、それを読み込みます。

●メンバーが見つかったら、その人にいくら請求するか最終的な金額を決定し「メンバーを追加する」をタップします。
※金額の微調整がここでおこなえます。

●「参加者を追加」画面に戻るので、わりかんに参加する人数分、同じ流れを繰り返します。
●メンバー全員追加できたら「わりかんの内容を決定する」をタップします。
●「わりかんの内容を確定しますか?」と出たら「確定する」をタップします。

●わりかんが作成されると、各メンバーのホーム画面に通知が送られます。
●画面の表示に従って順番にタップしていくと、自分のわりかん分を支払うことができます。
請求書の支払いをする
続けて請求書払いの方法です。
●PayPay(ペイペイ)を起動し、「請求書払い」をタップします。

●「請求書を読み取る」をタップし、該当の請求書のバーコードを読み取ります。

●「支払い内容の確認」画面で、
- 対象事業者
- 何月分(公共料金など)
- 金額
をしっかりと確認し、良ければ「支払う」をタップします。

●対象外事業者の請求書を読み取ると、「現在この事業者はご利用できません」と表示されます。

PayPay(ペイペイ)で支払った請求書払いは、領収書の発行も収納印の押印もありません。
- 支払完了画面のキャプチャ
- 支払った方法、日付、金額、事業者のメモ
など、何かしら記録を残すことをおすすめします。
ネットサービスの支払いをする
ネットサービスでの利用は、通常のネットショッピングでポイントを使う手順と同じです。
支払画面で使いたいPayPay(ペイペイ)の金額を指定するだけで利用可能です。
銀行口座に戻す(出金)
最後に口座への出金方法を確認します。
●PayPay(ペイペイ)を起動し、「残高」をタップします。

●「あなたの残高」画面で「出金」をタップします。

●「銀行口座に出金」画面に表示される、登録済みの口座情報タップします。

別の銀行に出金したい場合は「受け取り用口座を追加する」をタップし、口座の登録をおこなう必要があります。
●出金したい金額を入力し「出金する」をタップすれば完了です。

※残高が不足している場合、上の画像のように赤文字で注意喚起され、「出金」ボタンも押すことができません。
この記事の内容まとめ
今回は、キャッシュレス決済の1つ「PayPay(ペイペイ)」についてご紹介してみました。
すでに使っているという方も、知らない機能があったんじゃないでしょうか。
国が行っているキャッシュレス決済の還元事業は、一応6月までとなっています。残り3ヶ月ちょっと、貰えるものはしっかり貰って節約しませんか?